憧れのメルセデスベンツと悪巧みします

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メルセデスベンツ SL(R107)最新整備レポート & 平塚産業フェス出展準備!

メルセデスベンツ専門修理工場サカモトエンジニアリングです。「男のロマンを応援します。人生に彩りを!」をモットーに、日々整備に取り組んでおります。今回は、明日開催される「平塚産業フェス」に出展する、サカモトエンジニアリング社長所有のSL(R107)の最新整備内容をご紹介いたします。

#これは過去の記事です

動画はコチラからご覧いただけます

展示車 SL への主なアップデート

今回、オーナーである社長が特に注力したのは、走行性能の回復と、品位を保つための細かな外観の手直しです。

足回り・走行性能の改善

走行中の異音やハンドルの遊びを解消するため、以下の部品交換・修理を実施しました。

  • ステアリングジョイントの交換: 以前から気になっていたハンドルの遊び(ガタつき)の原因となっていた、ギアボックスとステアリングシャフトを繋ぐジョイントを交換しました。ブッシュの劣化によりガタガタになっていた部分を修理し、ハンドリングを改善しています。
  • タイロッドの交換: 左側タイロッドから発生していた「カタカタ音」を解消するため、タイロッドを交換しました。
  • 各種マウントの交換: フロントサスペンションのサブフレームマウント(定番の劣化箇所)と、劣化していたエンジンマウントを同時に交換しました。これにより、車体の振れやエンジンの振動が軽減され、ボディとシャーシのクッション性が向上。「まるで高級車になったようだ」と感じるほど、乗り心地が改善されました。

これらの修理により、**「ようやくノーマルの状態に戻った」**と感じられる、品の良い乗り味を取り戻すことができました。

 

内外装の品質向上

展示に向けて、外装と内装の一部をリフレッシュしました。

  • 木目パネルの簡易リペア: ダッシュパネルのグローブボックス蓋に付いている木目部分にひび割れが発生していたため、交換を検討しました。しかし、純正部品が高価であることと、新品に交換すると他のパネルとの色味が合わなくなるため、今回は簡易的な補修を実施。ホームセンターの木目シート(10cm 16円!)を活用し、ニスを塗布することで、パッと見の体裁を整える「サカモトエンジニアリング・ラボ」による実験的なリペアを行いました。
  • 特別な二層コーティング: 車体には通常、最高品質の「ペルマガード」コーティングを施していますが、今回の展示に合わせて、磨き屋さんがさらに特殊なコーティングを上乗せ。オーナーのわがままもあり、二層コートという特別な仕上げとなり、極上の艶を実現しました。
  • 今後の課題: 幌(リアフィルムは良好)や、定番の劣化箇所であるメッキ類(ドア周り、フロントガラス周り)のくすみが残っているため、これらは今後の課題としています。

フェスでのご来場をお待ちしております

これらの整備を経て、見違えるように改善されたSLを、ぜひ平塚産業フェスでご覧ください。特に足回りの部品交換で静かになった乗り味は、クラシックメルセデスの品格を取り戻したと言えます。

細部に至るまで、弊社の「完成形」へのこだわりを感じていただければ幸いです。