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メルセデスオーナー様必見!走行中の異音(ロードノイズ)対策を徹底解説
メルセデスベンツ専門修理工場サカモトエンジニアリングのゆきみと臼田が、メルセデスユーザーの皆様から多く寄せられる疑問・質問にお答えする本日の番組です。
今回のテーマは、YouTubeの検索ワードで特に多かった「ロードノイズ対策」について。静かで快適なドライビングを求めるオーナー様のために、ロードノイズの原因と具体的な対策方法を詳しくご紹介いたします。
ロードノイズの主な種類
走行中に発生するロードノイズは、大きく分けて以下の3つのカテゴリが考えられます。
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回転音(タイヤ): 走行中にタイヤと路面の摩擦によって発生する「ゴー」という音。
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足回りの音(サスペンション): 段差や悪路を走った際に足回りから発生する「ギシギシ」「ガタンガタン」といった異音。
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ブレーキの音: ブレーキを踏んだ時に発生する「キーキー」という鳴きや、「シャリシャリ」といった擦れる音。
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室内の異音: 車体の動きに合わせて内装から発生する「ガサガサ」「ギシギシ」といった音。
ロードノイズごとの具体的な対策
回転音(タイヤ)の対策
タイヤの鮮度と種類: タイヤはゴムの劣化により硬くなるとロードノイズが発生しやすくなります。製造年が新しいタイヤを選んでいただくことが重要です。また、静粛性を重視した「サイレントタイヤ」など、音を吸収する素材が内側に貼られたタイヤも有効です。
パターンとグリップ: タイヤのパターン(溝の形状)によっても音の出方は異なります。静粛性の高いタイヤを選ぶことをお勧めいたします。
足回りの音(サスペンション)の対策
ブッシュの点検・交換: メルセデスベンツの足回りには多くのゴム製のブッシュが使われており、これが劣化し、ひび割れたり切れたりすると異音の原因になります。
異音発生時の状況把握のご協力: 対策を行うには、お客様が**「どのような状況で」「どのような音」**がするのかを詳しく教えていただくことが非常に重要です。
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例:「時速40kmで小さな段差を乗り越えた時に『カタン』と音がする」
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例:「冷えている朝一番、駐車場から出る時に必ず音がするが、その後は出ない」 ご協力いただくことで、原因特定と修理がスムーズに進みます。
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ブレーキの音の対策
ブレーキ泣き(キーキー音)の対策:
ディスクローターとブレーキパッドの摩耗状態と当たり面を確認させていただきます。
パッドの残量がある場合は、端の「ささくれ」となっている部分(耳)を削り落とし、角を丸める加工を行います。パッドとキャリパーの接合面に、パッド専用の硬めのグリスを塗布し、パッドの微細な動きを吸収することで異音の発生を抑えます。
サイドブレーキ(パーキングブレーキ)の音:
ディスクローターとブレーキパッドの摩耗状態と当たり面を確認させていただきます。
パッドの残量がある場合は、端の「ささくれ」となっている部分(耳)を削り落とし、角を丸める加工を行います。
お困りの際はご相談ください
走行中の異音は、ドライバーにとって大きなストレスになります。「よく分からない音がする」と感じられたら、それがロードノイズである可能性が高いです。
私たちは、お客様からのどんなに細かい情報でも真摯に受け止め、異音の原因を特定し、適切な対策をご提案いたします。皆様からのご質問・ご相談を心よりお待ちしております。
