不便ささえも愛おしい オープンカーが教えてくれる『心のゆとり』と真の魅力

【社長の部屋】メルセデスベンツに乗る理由②

オープンカーという「憧れ」を現実に その魅力と知っておきたい心得

多くの車好きにとって、オープンカーは一度は手にしてみたい憧れの存在です。しかし、実際に所有するとなると、実用性や維持の面で不安を感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、オープンカーに乗るために必要な「心の持ちよう」と、その先にある唯一無二の魅力についてお話しします。

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オープンカーは「ファッションの一部」

オープンカーに乗る上で大切なのは、機能性よりも「おしゃれを楽しみたい」という気持ちです。 正直なところ、実用性だけで考えれば不便な点も少なくありません。荷物はあまり載りませんし、夏は暑く、冬は寒いのが現実です。それでも、そうした不便さを天秤にかけても「乗りたい」という情熱が勝る。その心意気こそが、オープンカーを乗りこなす秘訣と言えるでしょう。車を単なる移動手段ではなく、自分のファッションやスタイルの一部として捉えることが、豊かなカーライフの入り口となります。

オープンカー特有の「負の部分」も楽しむ

オープンカーを所有するなら、ある程度の割り切りや「妥協」も必要です。

  • 雨漏りや風切音: 幌(ソフトトップ)やハードトップを載せていても、構造上、セダンのような密閉性は望めません。経年劣化によるゴムの摩耗で、雨の日に雫が飛んでくることもあります。

  • 埃(ほこり): 屋根を開けて走れば当然ですが、閉じていても隙間から埃が入りやすい傾向にあります。

こうした面を「故障」と捉えてストレスにするのではなく、「これがオープンカーなんだ」と納得して楽しむ。そんな心の余裕が、この車をより愛おしくさせてくれます。

街の視線さえも、自分の世界の一部に

オープンカーで街を走ると、周囲からの視線を感じることもあります。最初は照れくさいものですが、乗り続けていくうちに「周りの目は気にならなくなった」というオーナーは多いものです。 大切なのは、周囲を意識することではなく、開放感あふれる自分だけの特別な時間を満喫すること。自分が描いた憧れのスタイルで風を切る。その瞬間、オープンカーは独特の「最高の開放感」を与えてくれます。

旧車としてのSLを楽しむ。当時の「ゆとり」を再現する

特にメルセデス・ベンツの「SL(R107など)」は、もはや旧車の域に入りつつあります。 こうした名車に乗る際は、できるだけ「当時のオリジナル」を大切にしていただきたいと考えています。現代の交通状況に合わせてブレーキや走行性能を強化するのも一つの楽しみ方ですが、あえて当時の性能のまま、当時の道路事情を想像しながらゆったりと走る。そんな乗り方が、現代の忙しい日々の中に「心のゆとり」を取り戻してくれます。

最後に

オープンカーを所有するということは、不便ささえも楽しみに変えてしまうような、ハイカラでかっこいい生き方を体現することでもあります。 メンテナンスには苦労が伴うこともありますが、それを補って余りある感動と夢がそこにはあります。もしチャンスがあるのなら、ぜひ一度その世界を経験してみてください。