ブレーキ展2017

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ブレーキだけのオンリー展示を行います。
メルセデスベンツが大好きで、自身でもブレーキにこだわりのある
坂本監修の、ブレーキパットやディスクローター、
キャリパーやマスターシリンダー
いろんなブレーキ部品などが揃いますよ。

 

メルセデスベンツの整備や各自動車雑誌などで
活躍する坂本賢次。

 

ここでもいろいろなテクニックや深い知識を
みなさんにお伝えしておりますが、
そこで、なぜ他のメーカーではなく、
メルセデスベンツのみの整備を
仕事にしたのかという事について
こんなふうに語っています。

 

「私が他のメーカーのクルマを整備しない理由は
メルセデスベンツ以外の自動車に
あまり興味がなかったからなんです。
メルセデスベンツの仕様は、
そんなにかわるものじゃない。
ひとつひとつを大事にしていくものです。
それを整備するほうが自分の性にあっている」
と。

 

だから、坂本は
「整備するときには、自分が使っているものや、
信用のおけるメーカーや職人さんのものを使う。」
このスタイルは一貫して今でもかわりません。
どうしたらこんな風に、
最高のものを選べるんですか?
と聞いてみたところ。

 

「みなさんにご案内できるまでには
人よりいっぱい失敗をしているんです。
それで、やっと自分の考えに合ったものや、
自分自身が納得して使える
好きなものがわかるようになったのだと思う。」

 

今回の「ブレーキ展」にあたり、
じつは坂本と「SEG」チームには、
かなりの紆余曲折がありました。
最初に思いついた「こういう展示をやろうよ!」
というアイデアが(体験系のものだったのですが)
時間と設備の制約から、諦めざるを得なくなりました。
そしてあらためて
「こんな展示だったら自分がまずお客さんになりたい!」
というテーマで考えたのが今年のブレーキ展でした。

 

坂本のブレーキ好きは
もしかしたらご存知のかたもいるかもしれません。
仕事でも、自身の持つクルマにも
いつもそばにあり、重要保安部品であるブレーキ。
大手ディーラー時代からの
切っても切れない傑作ばかりです。

 

いま、傑作ばかりという言葉をつかいましたが、
坂本は、所有欲や収集欲から
あたらしい部品を買うことはないようです。
あくまでも「使いたい」ものを買う、創る。
それがたまたま数が増えていったのが
現在のすがたなのですけれど、
「各機構の部品があつまっているすがた」
というのは、とてもかっこよくて、
そんな話から、
「いろんな材質、かたち、が
お店にならんでいるだけで、
とてもたのしいんじゃないかな?」
というアイデアがうまれたのでした。

 

今回の「ブレーキ展」は
人の知恵と工夫がつまった命をまもる機構。
「たとえば、ブレーキダストがでるのは、
制動力得るためにブレーキパットとブレーキローターに
摩擦を加えています。
これがブレーキダストが少ないと、摩擦が少ないので
パニックブレーキなどを踏んだ時に不安です。
そんなふうに、その土地の風土やそのクルマの使用過程、
クルマ文化や生活文化のなかで
いっしょに育ってきた機構なんですね。

 

形にも理由があり、ブレーキはその工夫が本当に
おもしろいのです。
「ブレーキ展」の展示には
そんなブレーキにかかる部品たちが並びます。
この日のためにあつめたもの、
この日のためにつくったもの。
出展にあたって、たのしさ最優先で考えました。
どうぞおでかけください。

 

開催日時 : 4月6日(木)~5月
時間 : 10時~19時
場所 : サカモトエンジニアリングサウスポートショールーム
■場所SEGのサウスポートショールーム《SEGサウスポートはここにあります》地図表示

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