ブレーキバキュームのお話

止まれない車に!ブレーキの異変と定期点検の重要性

止まれない車に!ブレーキの異変と定期点検の重要性

ブレーキペダル異音の原因と対策

ブレーキペダルを踏むと
先ず感じられるのが『キュッキュ』と言う音が発生すると思います。

これはブレーキブースター(倍力装置)内部
テフロンのシールリングが油切れを起こし、内部で音が発生している為です。

この場合は、ブレーキブースターをそっくり交換する必要があります。

ブレーキブースター作動とバキュームホースの重要性

ブレーキブースターを作動させるためには
バキュームが必然的に必要となってきます。

バキュームはエンジンの負圧を利用して、倍力装置を動かしている為の
エンジンから繋いでいるホースがあります。
そのホースが、劣化と共に硬くなってきます。

間にチェックバブルを使っているのですが
チェックバルブが白く変色し始めた場合
最悪、折れ込んでしまうという事に成りかねません。

折れてしまうと、倍力装置に負圧が発生しない為
ほとんどノーブレーキの状態になってしまいます。

見過ごされがちなブレーキ関連部品の劣化

いくら一生懸命ブレーキを踏んでも、車は止まってはくれません。
大変重要な部品ですので、定期的に交換をお勧めします。

ブレーキシステムは、普段目で見えない所に構成されているものです。
パットが減れば、警告灯が点きます。
ブレーキが減っても、警告灯が点きます。

しかし、ブレーキホース等のブレーキ関連劣化があっても、警告はしてくれません。
意識して確認しないと、損傷は分かりません。

最終的には、オイルが漏れてきます。
そのときは、オイルが無くなり、ペダルが床まで入ってドカン!!!終わりです。

定期的な点検と早期交換の推奨

ブレーキシステムは安全な走行に不可欠な重要部品です。

少なくとも12ヶ月点検や、車検時には、必ずチェックをしましょう。
また、過去に交換をしていないのであれば、至急点検をお勧め致します。