エンジンの安定回転を支える仕組み
アイドル回転制御の仕組みと主要部品
アイドリング回転を一定に保つ役割をしているパーツです。
アイドルコントロールユニットがついてるのは
エアースライドバルブがついているタイプです。
560や190などです。
エアースライドバルブとは、普通はスロットルバタフライで
一定の空気の量を決定しますが
プラス、エンジンの回転を一定に保つ役割をもっています。
エアースライドバルブの具体的な機能と制御
たとえば、ハンドルを切った時にアイドル回転を保つ
ギアをシフトしたときに回転を保つなど、内部のバルブをスライドさせて
必要なエアーの量を調整しています。エンジン回転からの指示をアイドルコントロールユニットが受け
エアーの流量をエアースライドバルブに指示をし
バルブがヘルツによりスライドし一定回転に保つという考え方です。
アイドルコントロールユニットが壊れる要因としては
電子部品が熱により劣化、磨耗によりユニット内部が壊れるのです。
アイドルコントロールユニットが壊れると
エンジン回転が保てず、ひどくなるとエンストします。
故障要因と影響、および制御の重要性
基本的なセッティングというのがありますが
例えば、アイドル回転を700回転にセッティングしたとします。
ギアをシフトした時に負荷が掛かりますから
100回転落ちて、エアコンを使ったらまた100回転落ちて
となると、エンストしてしまいます。ハンドルを切った時も同様です。
エアコン使った、ギアを入れた、ハンドル切った等の動作をしても
エンジン回転をセッティングした状態に保つのが役目なのです。