
【一問一答】エアコンのドレーンから水が出ない?R170 SLKの疑問に答えます!
皆様から寄せられたメルセデスベンツに関する疑問や質問に、サカモトエンジニアリングのスタッフがお答えする定番企画「一問一答」。
今回は、R170型SLKにお乗りのM様からいただいた「エアコン」に関するご質問です。
【ご質問】 最近になって気が付いたのですが、エアコンをオンにして走行した後に車を止めても、エアコンのドレーン(排水管)から水がポタポタと落ちてくる気配がまったくありません。 エアコン自体は問題なく冷えており、異臭などもない状態です。整備に出す前に、自分でチェックできるポイントやアドバイスがあれば教えてください。
車のエアコンは家庭用のエアコンと同じ仕組みのため、特に梅雨時期や夏場などの湿気が多い季節には、本来であればかなりの量の水が排水されます。 エアコンが効いているにもかかわらず水がまったく出てこない場合、まずは以下の方法でセルフチェックを行ってみてください。
自宅でできるエアコン排水のチェック方法
① 湿気を取り込んで排水されるか確認する 夕方などの比較的湿気が多くなる時間帯に、車のサイドガラスをすべて開けるか、オープン状態にします。車内に外気の湿気を取り込んだ状態でエアコンをオンにし、ブロアモーター(風速)の強さを「ロー(1)」に設定して5分ほど回してみてください。これで車外の下部から排水されるかどうかを確認します。
② クーラーパイプの結露をチェックする エアコンが効いていれば、エンジンルーム内にあるアルミ製の太いクーラーパイプ(低圧パイプ:直径2.5cmほどのもの)が物理的に冷たくなり、必ず結露を起こします。 ボンネットを開けてこのパイプに結露があるか目視で確認してみましょう。ただし、エンジンルームの熱が上がっているとすぐに乾いてしまうため、エンジンが冷えている状態からスタートするのがおすすめです。 ※エンジンをかけたまま作業する際は、熱いホースに触れて火傷をしないよう十分にご注意ください。
水が出ていない場合の注意点
もし上記を試しても外に水が出てこない場合、エアコンユニットが除湿した水が外へ排出されず、車内にオーバーフロー(水漏れ)している可能性があります。排水管が詰まっていたり、室内の排水ホースが外れていたりすると、行き場のなくなった水が運転席や助手席の足元に流れ込んでしまいます。
一度、フロアマットをめくって、下の絨毯がビシャビシャに濡れていないかベタベタ触って確認してみてください。外にも中にも全く水が溜まらないということは物理的にあり得ないため、必ずどこかに現象が現れているはずです。
「自分でチェックするのは少し不安…」という方は、当工場へお気軽にお越しいただければ、どこのパイプか、またどのような状態になっているかの目鼻を付け、すぐにチェックいたします。
