メルセデスベンツ 整備 メルセデスベンツ修理工場
有限会社サカモトエンジニアリング
|認証番号 2-2702|
ホームコラム97防錆、シーリング>メルセデスベンツの錆について

<ボディー関連の錆について>

なぜ「錆びは発生するのか」ということについて考えていきたいと思います。

そもそも『錆び』とは、
金属の表面が空気や水分、微量の鉄分が原因で化学反応を起こし
金属の表面がただれ腐食したものです。

車にももちろん金属が多く使われており、
主に鉄や最近ではアルミ等が使用されている。

その中でも、特に足回りが最も錆びやすい傾向にあります。

理由として、走行中に跳ね上げられた泥水の中に
錆びの元となる金属などが含まれているのです。

同様に跳ね上げられた小石に足回りが傷つけられ、
錆びの元となる金属がその隙間に侵入。
その後、化学反応を起こし錆びとなる。

錆びは固着し、徐々に浸食、最後はすべて錆びとなる。




車の保管方法にも原因がある場合がある。
ガレージ保管されている車は、
ガレージ内の空気が乾燥しているので錆びが発生しにくいが
砂利の上等で保管されている車は下から湿気が上がってくる。
この湿気が錆を誘発させる。

足回りの他にもマフラーや、エンジンルーム等
熱が加わる箇所に発生しやすい。
熱を冷まそうとする時に、湿気を吸い取るのがその理由になる。






では、「錆びがひどくなってしまった」場合
どうすれば良いのでしょうか。

錆びの箇所等により、やり方は様々あるが、
サカモトエンジニアリングでは主に4つの方法を用い、錆びの除去をしている。

まず、1つ目は『熱を加える』方法。
熱を加える事により、錆びを除去する。

しかしこの方法は、燃料関係やエンジンルーム等の
引火性のある箇所には使用できない。理由は想像に難くない。





2つ目に、引火性のある箇所、
また、アルミ等熱で変形してしまう箇所には『凍らせる』という方法を用いる。

マイナス30℃にもなる溶剤を錆びついた箇所に施工する。
すると、金属でできたパーツが凝縮される為、
錆びとパーツの間に隙間ができる。後に、浮いた錆びの除去をする。





最後に『滑らせる』、『溶かす』、という方法。
滑らせるという方法は文字通りの意味である。
専用溶剤を使い、滑りをよくすることで錆びついて固着した箇所から
丁寧にパーツを外していく。

また、『溶かす』という方法は錆びたパーツを溶剤に浸し、
時間をかけて少しずつ錆びを溶かしていく。
化学反応のチカラを使い、パーツに結合してしまっている錆びに
再び化学反応を起こさせ、粉状に変化、ボロボロになった錆びを剥がしていく。





例えとして、錆びはカサブタの様なものだ。
しっかりと張り付いているカサブタを専用の溶剤で小さくし
最後は剥がし取る。

上記は、「すでに錆びているもの」を除去する方法ですが、
それでは、錆びを予防するにはどうすれば良いのでしょうか。





まず、一番大事なのは車を使う(使用する)ことが大切。
近所に買い物にいくだけでも良いので、
とにかく車に乗って走ること。
風を切って走行を行うことにより車本体が乾くので、錆びの予防に繋がる。

また、こまめな水洗いも必要。
最低でも週に1度の水洗いが大切になってくる。
しかし、きちんと拭き取らなければボディ表面にシミができやすくなるので
これはこれで、注意が必要になる。





Q.なぜ錆び止め加工を行うと、錆びができにくくなるのか

足回り錆び止め加工で、厚い被膜を作ることで、
走行中、泥水や塩分が付着しても厚い錆び止めバリアーが
泥水や塩の奥までの浸透を防ぐ。
また、空気に直接触れない為、錆びができにくくなる。
効果は2年〜5年ほど続く。





サビについてのお話はいかがだったでしょうか。
ご自身でも簡単に錆び予防が出来ますので、是非実践してみてください。
またサカモトエンジニアリングでは
足回りに錆び止め施工が可能ですので、ぜひチェックしてください。




内陸にお住まいの方は、塩の被害が少ないと思いますが、
海風に当たる、または流れてくる所にお住まいの方々は、
「洗濯物が乾かない」、「窓ガラスやサッシが錆びる」など
塩害が日常的におありかと思います。

ガレージに保管し、休日にドライブを楽しむ。
そういった方やサンデードライバーの方にも
お勧めいたします。

ボディー表面は、まめに洗い流し、
またもっと大切に扱うユーザーはさらにコーティングをかけたりしていると思います。

しかし、ボディー表面以外にも
潮風やドロ水にさらされている箇所があるのをみなさんはお気づきでしょうか。

足回りや下回りのサスペンションやフェンダー内側等はまさに、それにあたります。
そして、何よりもアンダーコートをしておらず、
小石等が当たって、キズがついた上に潮風やドロ水がかかると、
錆びが発生してしまうのです。 

毎走行後に真水で全て洗い流せれば、いくらかは良いと思うのですが、
何よりも必要なのは、錆びの発生、進行を防ぐ為に、
コーティングにより空気遮断することなのです。

アンダーコーティングをすることにより、下回り表面にクッション性を持たせ、
多少の小石であれば、直接ボディーにあたることもありません。
その為、キズや錆からも防ぐことが出来ます。

通常の使用であれば、1度塗ることにより、
2年位は充分流れ落ちることも無く、安心して、ご使用いただけます。

新車時はは、もちろんの事、使用過程車は、
特にサスペンション、フェンダーの内側を念入りに
温水スチームにより洗い流し、乾燥させてから、
約4Kgものサビドメ液を、贅沢な程ふんだんに吹き付けることにより、
外部からの空気を遮断し錆を防ぎます。また、ロードノイズも軽減できます。


お預かりからお引渡しまで、
約1週間ほどお時間がかかります。
錆止め剤がボディーに付着してしまうため、
施工後ボディー磨きを実施いたしますので現在コーティング
している場合はご相談ください。

108,000円(税込・錆止め/磨き込み)

[販売時期・販売方法]

2017年8月23日(水)
数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。


 》その他の情報・ご質問は

以下のご質問フォームやお電話でお気軽にお問合せください。

TEL 0463-53-3001
平日 9時〜18時、土・日・祝日 9時〜18時
(月曜日はお休みをいただいております)

海外からのお問い合わせや、お電話をご利用いただけない場合
インターネットで聞く

電子メールでくわしく聞く

当サイトに掲載されている全ての画像、及び掲示板等を含む文章の無断転用を禁じます。
Copyright(c)メルセデスベンツ専門修理工場 サカモトエンジニアリング. All Rights Reserved
.免責事項 | ホーム