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ホームコラム20エンジン冷却(クーリングシステム)>クーラント等の水廻り


冷間時LLCの流れ


温間時のLLCの流れ

<サブタンク>


ラジエターのサブタンクは通常「エキスパンションタンク」と呼び、
エキスパンション(広がる)という意味があります。

水温が上がってエキスパンションタンクが膨らむことにより、
ホース類などにかかる圧力を軽減させてくれる役割をもっています。
ですから、エキスパンションタンクに使用しているキャップも、
その圧力に耐えることが出来るキャップを使用しています。

また、エキスパンションタンク内の冷却水は常に入れ替わっているのをご存知だろうか。
ラジエターのロアホースがエキスパンションタンクの下部についており、
もう一方はオーバーフロー用にラジエターの上部についています。

水温上昇でラジエターに冷却水が回ると、水路内部が全体的に負圧になり、
エキスパンションタンク内の冷却水(LLC)が下から追い上げられ、
エンジン内部からラジエター内部、そしてオーバーフローしたものは戻り、
残りはまた循環し続けます。
循環しているのがお分かりいただけたでしょうか。

エキスパンションタンクが古くなると、硬化して膨らんだり、縮んだりする役割をはたせなくなります。
すると、どうでしょう。内部には強い圧力がかかっていますから、割れてしまう可能性がでてくるのです。
ラジエターの劣化も気になりますが、エキスパンションタンクの劣化も注意しなければなりません。

あなたのメルセデスベンツのサブタンクの色は何色ですか。

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