お車の健康を願うなら、整備工場との良好なコミュニケーションを心がけなければなりません。
単なる工場とお客さまという間がらをこえた、お車の日常の様子を知ってもらえるホームドクター(主治医)をつくることが、ユーザーの役割でもあります。具体的にどんな点に注意したらよいか、いくつかのポイントをあげてみましょう。
 
●あらかじめ主治医を決めておき、いつでも安心して健康診断や車検、適切な整備などを受けられるようにしておきましょう。
●常日頃からお車の調子をよく観察し、もし異常が見られたら、平常とどこがどう違うのか、順序よくはっきり説明できるようにしておきましょう。
●決して素人判断をしないで、きちんとした専門知識のある整備工場の判断にまかせましょう。
●夜間に往診を依頼するような事態が生じないように、早めに整備を受けるようにしましょう。
●相談をするときには、電話や電子メールではなく、なるべく工場を訪れるようにしましょう。どうしても電話や電子メールで相談をしなければならないときは、必ずお車の型式やモデルと氏名を名乗りましょう。
●予約時間は必ず守るようにしましょう。
●工場に行く前に、あらかじめ電話連絡をしておきますと、待ち時間が少なくてすむ場合があります。とくに急患のときには必ず電話連絡をしてメカニックがいることを確認し、症状を手際よく説明し、工場に到着する時間を伝えます。
●時間を予約したら必ずその時間に行くようにしましょう。もし遅れるようなら、電話連絡をしましょう。
●症状の説明は、なぜこうなったかを時間や順序を追って説明し、整備工場の質問には正確に答えましょう。
●日頃健康なお車も予期せぬトラブルになってしまったら大変です。日頃から定期的に健康診断を受けましょう。
●入庫しているお車の問い合わせは、営業時間内にしましょう。
●お引渡しも定められた時間に整備工場を訪れましょう。工場では、症状の説明やお引渡し後の注意のための時間をとっています。
●お車整備は、緊急の場合を除いては予約制です。(オイル交換等は除く)
●お車の整備に際しては、費用や入庫期間などをよく相談しましょう。
●整備前や整備後の指示は必ず守ってください。
●お引渡し後、気がかりなこと、異常があるときは、すぐに整備工場に連絡しましょう。
●整備工場での遠慮は必要ありません。納得のいくまで質問をして納得のいく整備をしてもらいましょう。なぜなら自分のお車にとって、一番よい整備をお願いしたいからです。

 

 

 

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